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2011年7月 9日 (土)

肝炎の話し

肝臓は臓器の中でも最大の大きさで、解毒処理や造血、食べた物をエネルギーに変えたりなど、その働きは、からだの化学工場にもたとえられます。
日本ではA型・B型・C型・E型の4種の肝炎ウイルスが確認されています。

血液検査で、何型の肝炎か調べる事が出来ます。

A型とE型は食べ物や水から感染し、B型とC型は血液や体液から感染します。

また性交渉や他人の歯ブラシ、かみそりを使うことで感染する場合もあります。
B型は感染力が高く、唾液からでも感染してしまいます。

C型は医療器具の使い回しや、ピアスの際など、昔は鍼の煮沸消毒が不完全なため感染してしまう事もあったようです。

現在の鍼は一回毎の使い捨て鍼を使用し、煮沸消毒しての再利用は行わないため感染の危険性はありません。
むしろ、患者さんに使用した鍼を誤って術者自身に誤刺してしまう事があり、我々にも術中は細心の注意が必要です。
またA型とE型には発熱が起こりやすいのも特徴です。

A型とE型の場合は慢性化することはありませんが、ごく1%程の確率で悪化することで、劇症肝炎となり重い肝機能障害と意識障害が起きて死に至るケースもあります。

B型とC型は症状が重く、B型は劇症肝炎でなくなるケースと10%程度の割合で慢性化へ移行してしまいます。

C型は劇症肝炎になることはほとんどありませんが、70%は慢性化に移行しやすいです。どちらも早めに投薬し慢性化を防ぐ事が大切です。

最近はアルコール、肝炎ウイルスによる感染以外に、甘いものの食べ過ぎや、サプリメントなどの健康食品が原因になり起こる薬物性肝障害もあるそうです。

最近からだがだるく、顔色や白目が黄色い、微熱がある、食欲もなく吐き気や下痢などの症状がある場合には一度検査をしてもらうとよいでしょう。

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