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2011年11月15日 (火)

てんかん発作解明へ・・・

 言語や運動の制御などで役割分担しながら働いている左右の脳の架け橋となる神経回路ができる過程で、特定のタンパク質が“誘導役”として働いていることを大阪バイオサイエンス研究所(大阪府吹田市)らの研究チームがショウジョウバエを使って解明し、14日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

研究チームは「左右の脳の情報伝達の異常で起こる症状の解明に役立つことが期待される」としている。

 ショウジョウバエは脳が左右に分かれているなど、神経構造が人間と似ていることから、左右の脳をつなぐ神経回路が形成されるメカニズムを解析。

その結果、左右の脳の神経同士が結びつく際に「Asap」というタンパク質が神経を伸ばす方向を誘導していることがわかった。

このタンパク質が失われたショウジョウバエでは、左右の脳の神経細胞がうまく結びつかなかった。

 研究チームによると、このタンパク質と同じ働きを持つタンパク質は人間でも特定されており、てんかん発作などとの関連が指摘されているという。

同研究所の榎本和生研究部長は「今回の発見が、てんかん発作などの症状の発症解明に役立てば」としている。

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