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2012年2月

2012年2月24日 (金)

インフル患者2週連続で減少-依然として警報レベル


医療介護CBニュース 2月24日(金)12時0分配信

都道府県別のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数
 全国約5000か所のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が、13-19日の週は35.44人で、前週(40.34人)から2週連続で減ったことが24日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。1月30日-2月5日の週の42.62人をピークに減少が続いているが、依然として警報レベル(30人)を上回っている。


 警報レベルを超える保健所地域は425か所(47都道府県)、注意報レベル(10人)のみ超える地域は94か所(36都道府県)だった。

 検出されるインフルエンザウイルスは依然としてA香港型が主流で、1月9日-2月12日の5週間に検出されたウイルスのうち8割以上を占めている。


ここ伊東市でも小学校・中学校での学級閉鎖が各校で相次ぎましたが、

街中ではマスクをする人と、しない人が見受けられます。

やはり感染症は受け身ではなく、自身のかからない努力も必要です。

マスク・手洗い・うがい・睡眠・免疫力

このキーワードを大切に、健康な体で春を迎えましょう。

放射能汚染対策に希望が

汚染土を密封、線量が大幅低下…保管技術開発

読売新聞 2月23日(木)14時38分配信

 放射性物質で汚染された土砂や廃棄物を、特殊な建材を組み立てたピラミッド状の囲いの中に密封して保管する技術の開発に、北九州市立大の伊藤洋(よう)教授(55)(放射性廃棄物工学)らの研究チームが成功した。

 福島県内での実験では放射線量が密封前の約40分の1まで低下しており、近く普及に乗り出す。

 汚染土をコンクリートで覆ったり、地中保管したりして封じ込めるのに比べ、短期間で簡単に組み立てられ、環境汚染の心配がないのが特徴。伊藤教授が日鉄環境エンジニアリング(東京)、旭化成ジオテック(同)と共同で開発した。

 米軍が開発した高密度のポリエチレン製の籠状の建材をピラミッド状に何層も積み上げ、その中に汚染土を入れる。放射性物質を吸着する粉末剤を混ぜた土の層で上下を覆い、放射性物質が外に漏れないようにする。

 昨年12月に福島県西郷村で始まった実証実験では、土砂からは1時間当たり最大14・6マイクロ・シーベルトの放射線量が計測されていたが、密封後は0・4マイクロ・シーベルトまで低下したという。
日本人の研究・開発力は素晴らしいです。
0から開発する力は日本人の誇り。
このような成功は放射能で汚染された土地や、そこに住む人にとっての力強いニュースではないでしょうか。

2012年2月23日 (木)

鈍脳とは・・・?

花粉症の薬選びで「鈍脳」回避! 谷内一彦・東北大大学院教授インタビュー
読売新聞(yorimo) 2月23日(木)13時44分配信

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「鈍脳」について説明する谷内一彦・東北大大学院教授
 花粉症の人にはつらい時期がやってきた。薬を使い、何とか症状を緩和して過ごす人も多いだろう。ところが薬の中には、眠くなったり、脳の反応が鈍る「鈍脳」になったり、仕事や試験でのミスや、交通事故を招く薬もある。東北大学大学院医学系研究科教授(機能薬理学)の谷内一彦さんに、鈍脳の問題や薬の選び方などについて話を聞いた。

■ 「眠くなる」と「効果がある」は無関係
 「眠くなる薬は効く薬」――エスエス製薬のアンケートによると、67%の人がそう思っているという結果が出た。本当にそうなのだろうか……谷内さんは、「誤解されているのですが、眠くなる薬が効く薬ではないんです」と言う。
 なぜ眠くなるのか。それは、抗ヒスタミン薬の中には、脳の受容体に作用して、意識レベルを低くしてしまうものがあるためで、花粉症などの症状を抑える効果と別のものだ。
 「眠くなる」というのは、花粉症のみならず風邪薬など鎮静性(眠くなる)抗ヒスタミン薬を飲んだ時にも見られ、眠さを自覚しなくても、脳の働きが低下してしまう。谷内さんは、こうした状態を「鈍脳」と呼び、注意を呼びかけている。

■ 「眠くなりにくい薬」の処方を
 最近では、医師に処方してもらう薬では、鈍脳になりにくい抗ヒスタミン薬が大部分を占めてきている。ただ、医師の中には、従来から使っているという理由で、眠くなりやすい薬を使い続けている医師もいる。また、これまで市販薬は大部分が鈍脳になりやすいタイプだった。
 しかし、昨秋には、第1類医薬品として、薬剤師がいる薬局なら扱えるようになった、「アレジオン10」が発売された。
 「眠くなるようでしたら、かかりつけ医に眠くなりにくい抗ヒスタミン剤が欲しいと相談をしてみるのが大切です。同様に、市販薬の場合も薬剤師に相談すると良いでしょう」と、谷内さんはアドバイスしている。

■ 薬で「二日酔い」状態!?
 「イギリスの例ですが、テストを受けるさいに、鎮静性抗ヒスタミン薬を飲んだ生徒は、それ以外の薬を飲んでいる生徒や、薬を飲んでいない生徒に比べ成績が悪かったというデータもあります」と谷内さん。そうした鈍脳になる薬を飲むなら、「飲酒と車の運転と同様に、『仕事をするならこうした薬は飲まない。飲むなら仕事を休め』と、私は言っています」と啓発を続けている。
 仕事の効率が落ちるだけではなく、さらに重大なのは交通事故につながる例もあることだ。谷内さんは、鈍脳になりやすい抗ヒスタミン薬の影響について、各地に講演に呼ばれて注意を促すことも増えてきたという。また、警察庁もホームページで注意を呼びかけている。
 さらに、鈍脳の状態は、「二日酔い」と同様、翌日まで続くことがある。「眠くなる薬だからと、寝る前に飲めば問題がないかというとそうではありません。さらに、睡眠の質を悪くしてしまう作用もあるのです」。眠くなるだけでは済まない「鈍脳」。「薬は眠くなるもの」とあきらめず、薬選びに注意したい。

2012年2月22日 (水)

ご存知ですか・・・? 介護マーク

介護マーク:導入10カ月で県アンケ 県内認知度、約4割 /静岡
毎日新聞 2月21日(火)11時23分配信
 ◇東京・練馬区など使用を開始、全国に広がり
 認知症など見た目の上では疾患が分かりづらい人を介護する家族のために県が全国で初めて作成した「介護マーク」について、県のアンケート調査に対し約4割が「介護マークの意味を知っている」と回答した。厚生労働省に全国統一マークとするよう働きかけている県長寿政策課は「普及から10カ月たち、周知が進んでいる」と評価。すでに東京都練馬区も使い、4月から神奈川県厚木市が使用を始めるなど、介護マークは全国へ広がりつつある。【平林由梨】
 
介護マークは「介護中」という文字の下に「支え合い」を表した手のマークをあしらったカードで、介護中の人に首から下げてもらう。
妻の介護で女子トイレに一緒に入らなければならなかったり、女性用の下着を買いに行かなければならないなど、一見、健康そうに見える認知症の妻を介護する男性の悩みがきっかけで生まれた。
 
アンケートは1月5~18日にかけてインターネットを使って行った。県内10~80代の男女793人から638人の回答を得た(回収率80・5%)。

 介護マークの意味を「知っている」と答えた人は256人で全体の40・1%。一方で「見たこともなく、意味も知らない」と答えた人は323人(50・6%)と約半数に上った。また、介護マークを首にかけている人を見たら289人(45・3%)が「温かく見守る」と回答。440人(69・0%)が「困っているようなら、助ける」とも答えた。「全国で統一すべきだ」と回答した人は87・7%に上った。

 県は昨年12月、当時の大村慎一副知事が厚労省を訪れ、全国への普及を要望。厚労省は都道府県を通じて、全国の自治体へ介護マークのデータを配布するなどして活用を呼びかけている。県にはこれまでに5道県9市町村から問い合わせが寄せられており、実際に一部の自治体で配布をはじめている。
 
県内での配布は、市役所などの窓口に限っている。インターネットでダウンロードできるよう認めるべきか尋ねたところ、415人(65・0%)が「悪用が心配なのでダウンロードは認めるべきではない」と答えており、県は「当面はダウンロードによる配布は行わない」としている。

このような取くみが、多く広がり沢山の方に認知していただく事で、高齢者や、介護を必要とされる方々が、より過ごしやすい社会につながればと思います。

2月21日朝刊Kaigorogo


2012年2月21日 (火)

<骨粗しょう症>骨破壊するたんぱく質を特定 治療に道
毎日新聞 2月21日(火)12時54分配信
 松本歯科大(長野県塩尻市)などの研究チームは、体内の特定のたんぱく質の働きによって骨の損傷が進むことが分かったと発表した。マウス実験で、そのたんぱく質の働きを抑える物質を投与すると、骨の劣化が止まった。応用することで、骨粗しょう症などの治療薬の開発に役立つ可能性があるという。

 同大総合歯科医学研究所の小林泰浩准教授によると、このたんぱく質は、骨を作る骨芽(こつが)細胞が分泌する「Wnt5a」。実験でマウスの体内にWnt5aが増えると、骨を壊す破骨(はこつ)細胞が増殖した。その際、Wnt5aが破骨細胞内の別のたんぱく質「Ror2」と結合して破骨細胞を形成していた。

 このため、Wnt5aと結合しやすい別の人工たんぱく質を関節リウマチ体質のマウスに投与。結果、Wnt5aはRor2より先に、この人工たんぱく質と結合し、破骨細胞は増殖せず、損傷を食い止めたという。実験結果をまとめた論文は19日の米科学誌「ネイチャーメディシン」電子版に掲載された。

 小林准教授は「将来的には、がんの骨転移や歯槽膿漏(のうろう)などの治療にも応用できることが期待される」と述べた。【古川修司】

2012年2月20日 (月)

誰かの助けが必要な時

 診断前に自分の身体的な痛みがうつ病の症状の一つであることを知っていたうつ病の患者が約2割にとどまることが、塩野義製薬と日本イーライリリーによるプロジェクトチーム「『うつの痛み』情報センター」の調べで明らかになった。同センターでは、「うつ病の症状としての『痛み』の存在を周知していくことで、患者さんが医師に『痛み』の症状を話し、うつ病のよりよい治療につながることを願い、情報活動に努めたい」としている。

 調査結果によると、患者の身体的な痛みの経験については、「痛みあり」が59.9%、「痛みなし」が40.1%だった。
 このうち、「痛みあり」と答えた人に「身体的な痛みで最もひどくわずらわしかった症状」を聞いたところ、「頭痛」が33.7%で最も多く、次いで「身体全体の漠然とした痛み」25.8%、「背中の痛み」24.7%、「胃腸などの消化器系の痛み」15.7%の順だった。
 また、診断を受ける前に身体的な痛みがうつ病の症状だと思っていたかどうかを聞いたところ、「はい」21.9%、「いいえ」60.1%で、「分からない」は18.0%だった。

 一方、医師に対し、診察するうつ病患者のうち、痛みを伴う身体症状がある患者をどれくらいの頻度で診るかを聞いたところ、「時々」が55.0%で最も多く、以下は「多くの場合」33.0%、「まれに」10.4%、「分からない」1.0%、「常に」0.6%、「全くない」ゼロの順だった。

病院に行くまでもないけど、気になる痛みってありますよね。
ココロの解放と共にからだへのケアが必要な時、自然と自身の手が患部に触れる、それだけでも気持は落ち着くものです。
 

自分一人では解決できない悩みや辛さでも、誰かに頼る事で、解放される事もあるはずです。               
                  

「手当て」

それは、人間誰もが持つ本能

そんな力を我々鍼灸師は最大限に生かすのがお仕事。

まして、気の充実した第三者からの手当なら尚更落ち着くのでは。。。
あなたのまわりに少しでも落ち込んでる方がいらしたら、そっとあなたの手をかざしてあげてください。すべてをすぐには変えれなくても、何かが少しでも変わるはずですから・・・。

 

陛下の手術が無事に終了。  我々鍼灸師も

 執刀の中心となった順天堂大の天野篤医師(56)は、心臓を動かしたまま迂回(うかい)用の血管をつなぐオフポンプ術式の冠動脈バイパス手術の第一人者だ。東大の医師団から請われる形で、天皇陛下の手術に参加した。各病院を渡り歩いて“武者修行”を重ね、評価を得てきた異色の経歴の持ち主といえる。

最高の技術を持った医師の最高の手術。

陛下のこの度の手術、何より、無事に終了し良かったです。

戦前の日本では、天皇専属の漢方医(今の鍼灸師の前身ともいえる存在)が未然に病を防ぐお手伝いをしていたといいます。

現代でも我々鍼灸師が再びそのような大役を担えたら素晴らしいですね。

その為には、日々の技術躍進に努めねばと思います。

将来は鍼灸師が・・・そんな夢を抱く今日この頃です。

2012年2月18日 (土)

医療解説・花粉症…子どもの発症増加
読売新聞(ヨミドクター) 2月18日(土)12時6分配信

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(読売新聞)
 もうすぐ本格的な花粉症のシーズン。かつては少ないとされた子どもの患者が近年増えている。憂鬱な季節を乗り切る対策をおさらいしたい。

 花粉症の原因となる花粉の種類は様々だが、スギ花粉が患者全体の7割を占めるとされる。

 花粉が鼻の粘膜などにつくと、それを攻撃する抗体と呼ばれるたんぱく質が血液中に増加する。すると、次に花粉がついた際、アレルギー反応を起こす。異物を排除しようとして、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみや涙、せきなどの症状が過剰に生じる。

 花粉症になるのは、大人になってからと考えられていた。しかし近年、子どもでも発症するケースが増えていることがわかった。

 「ロート製薬」(本社・大阪市)が2011年冬、16歳までの子どもの父母を対象にインターネットを通じて行ったアンケートによると、回答した4100人のうち、36%が「子どもは花粉症だと思う」と答えた。前回調査(06年)よりも6ポイント多かった。

 東京都福祉保健局の調査でも、14歳までの子どもで花粉症の人は、1996年に9%だったのが、2006年には26%と約3倍に増えた。ほかの世代でも花粉症は増えているが、子どもの伸びは際立っている。

 日本小児アレルギー学会理事で、大阪府済生会中津病院医師の末広豊さんは「スギ花粉の増加に加え、排ガスによる大気汚染などが要因と思われる。昔と比べ清潔すぎる環境が、異物を排除しようとする免疫のバランスを崩し、花粉への過剰な反応を引き起こしている可能性もある」と話す。

 では対策は、どのようにすればよいのか。

 千葉大耳鼻咽喉科教授の岡本美孝さんは「生活環境などの状況をすぐに変えることは難しいので、不必要に花粉を浴びないことが大切」と語る。ただ、花粉を浴びる量をどの程度減らせば発症を予防できるかはわかっていないので、過度な対応は問題。むしろ子どもらしい生活をすることが大切で、「発症していない子どもに対し、外で遊んでいけないと言うのは、適切ではない」と話している。

 子どもの場合、症状があってもうまく説明できないことがある。

 岡本さんは「風邪と勘違いされるケースもある。症状があれば、原因を調べるために医療機関を受診してほしい」と話す。

 ■東日本の飛散量、例年の6~7割

 環境省によると、今年のスギとヒノキの花粉の飛散量は、例年と比べ、東日本では一部を除き6~7割程度。近畿は5~7割、中国・四国、九州も7~8割の見通しだ。記録的な飛散量だった昨年と比べると、東日本では2~4割、西日本では2~7割にとどまる。

 とは言え、西端耳鼻咽喉科(東京・有楽町)院長の西端慎一さんは「症状が出るのには十分な量。甘く見ずに早めにマスクの着用を」と注意を呼びかける。

 一方、東京電力福島第一原発の事故で、花粉の放射性セシウム汚染を懸念する声もある。気象業務支援センター(東京都)の村山貢司さんは「仮に、福島県で最もセシウム濃度の高いスギ花粉を、シーズン(4か月間)に毎日24時間浴びても、東京で浴びる極めて低い放射線の10時間分程度であり、心配する必要はない」と話す。(加納昭彦)

2012年2月15日 (水)

乾燥を上手に防いでお肌美人に

★部屋の乾燥対策
冬は大気中の水分が減り、空気が乾燥する季節です。すでに肌の突っ張りやかさつきなどから、乾燥を実感されている方も多いのではないでしょうか?その対策をご紹介します。
室内での乾燥対策のポイントは、湿度のコントロールにあります。部屋の湿度は、40~60%を目安に保つようにするといいでしょう。洗濯物を部屋に干したり、室内で球根を水栽培したりすると、室内で水分が蒸発するので多少湿度が上がります。
ただ効果が緩やかなので、加湿器などを使って湿度をコントロー
ルするとより効果的です。
ただし、壁や家具に蒸気が直接当たると、傷みや結露の原因になるので注意してください。
★肌の乾燥対策
肌の乾燥対策でも保湿が重要になります。肌の保湿と聞くと、肌のケアを重視する女性だけが必要なことのように思われるかもしれません。しかし、乾燥が原因のかゆみで悩むのは、女性よりも男性のほうが多いそうです。男性も肌が乾燥しがちな冬場には、下記のような保湿対策を意識してみてはいかがでしょうか。
●洗顔
熱いお湯は肌の脂分を必要以上に取り除いてしまうので、洗顔には冬でもぬるま湯か、できれば水を使ったほうがいいでしょう。洗顔後は、化粧水やローションなどで肌に水分を与えます。その後、保湿クリームや乳液などで皮脂を補うのもお忘れなく。保湿クリームや乳液は、与えた水分を逃さないふたのような役割も果たしてくれます。
●入浴
入浴の際も、熱いお湯に長時間入ることは避けたほうがいいでしょう。また、ナイロンのタオルなど皮膚より固いものでゴシゴシ洗うと、肌の角質層を傷つけ、必要な皮脂まで取り除いてしまいます。刺激が少ない柔らかいタオルや布などでやさしく洗ってください。入浴後は、肌が乾燥する前に保湿クリームなどを塗りましょう。
●唇のかさつき
唇のかさつきが気になる方は、リップクリームやワセリンなどで脂分を補うだけでなく、マスクを付けるといいですよ。
自分の息がマスク内にこもり湿気となって唇を潤してくれます。また、こたつや電気毛布、電気カーペットなど直接、肌に触れる暖房器具を長時間使用すると、肌の水分を奪ってしまうことがあるので気をつけましょう。
乾燥対策は肌のかゆみ防止にもつながります。しっかり対策をして、快適な冬を過ごしたいですね。
※肌の乾燥対策に関しては、十分ご注意のうえ、自己責任で実践してください。
                         

 

鍼灸

 身体の異常を察知する“危険信号”である痛み。人間が生きていく上で重要な感覚だが、疾患が治ったのに痛みだけが持続し、苦しめられる患者もいる。日本ペインクリニック学会代表理事の花岡一雄さんは、「日本では今、こうした『慢性痛』を抱える患者が増えている。衣服がこすれたり、風が吹いたりといった小さな刺激で、強い痛みを感じる患者さんもいる」と話し、対策の必要性を指摘する。しかし、がん性疼痛と比べると、それ以外の慢性痛への理解はあまり進んでいないのが現状で、医療用麻薬の使用も敬遠されがちであるなどの課題があるという。花岡さんに慢性痛への対策の在り方などについて聞いた。(萩原宏子)

■増え続ける慢性痛患者
―慢性痛を抱える患者は、日本にどれくらいいるのでしょうか。
 高齢化の進行に伴い、日本では慢性痛の患者さんが急増しており、今は約2000万人の患者さんがいるといわれています。日本では「痛み」というと、がん性疼痛に注目が集まりがちですが、慢性痛を抱えた患者さんは数の上ではもっと多いのです。ちなみに、がん性疼痛は慢性痛に含まれます。慢性痛の中には、帯状疱疹後神経痛のように、少し風が吹いただけでも強い痛みが生じるような恐ろしい痛みもあります。
 米国では慢性痛の患者さんが多数いるということを早くから察知しており、慢性痛に伴う経済的損失は、実に年間8兆円ともいわれています。そのため米国では、2001年から「痛みの10年」政策を開始して、状況の改善に向け、対策を進めています。

―慢性痛が、なぜ経済的損失につながるのでしょうか。
 まず、痛みがあると本人が働けませんから、国民総生産に影響します。また、痛みを抱えた患者をサポートする人も必要になるし、医薬品も要ります。こういうものを含めると、米国では8兆円ぐらいになるわけです。
 日本の場合、この半分の4兆円ほどといわれています。経済的な観点からしても、慢性痛に注目して、きちんと対処をしていくことが必要です。痛みが取れれば、少なくとも本人が自分で自分のことをできるようになります。高齢化が進む日本では、健康寿命と死亡寿命の間を縮めることが絶対に必要です。

―慢性痛の治療は難しいのでしょうか。
 患者さんが痛みを長い間我慢していると、治療は難しくなります。痛みは大きく分けて、侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、心因性疼痛の3種類があるのですが、痛みを放置していると、だんだんこの3つの痛みが、一緒になってくるんですね。ガチガチに重なり合って、解きほぐすのが困難になります。
 特に日本では、「我慢は美徳」とする文化がありますから厄介です。患者さんには痛みを早めに訴えて、早めに治療してほしいと思います。患者さん自身が「痛い」と言わないと、医師にも分かりません。痛みがひどくなってから治療するのは難しいのです。本人も苦しみます。
 また、「痛み」というのは個人的な感覚なので、ほかの人と共有したり、伝えたりすることが難しい。そういう意味でも、患者さんにはお気の毒なことですが、慢性痛は周囲の理解を得にくい部分があります。周りの人たちはどうしても、「手術後、痛みがあるのは分かるが、傷跡も残っていないのに、なぜ痛いのか」と思ってしまうんですね。これが例えば、がんに伴う痛みであれば、周りも「患者さんを大事にしなければ」と思うのですが、慢性痛の場合、ただ「サボって」いるように見えてしまうこともある。そして患者は、周りの理解が得られないことにショックを受ける。「『痛い』と言っても分かってもらえない」と。そして今度は、「心因性疼痛」につながってしまう。こういう人が多いのです。

■医療用麻薬に理解を
―日本では、慢性痛の治療への取り組みは進んでいるのでしょうか。
 さまざまな課題があります。まず、薬の問題。日本では、がん性疼痛に対する麻薬系の薬はいろいろあるのですが、非がん性疼痛はそうではない。保険で使える薬が、非常に限られています。今使えるのは、基本的に塩酸モルヒネだけです。この塩酸モルヒネは4時間程度しか効かないので、患者さんは1日に何回も飲まなければなりません。これはかなり大変なことです。
 しかし、がん性疼痛と比較すると、こうした慢性痛はあまり注目されておらず、使える薬も少ないのが現状なのです。わたし自身、慢性痛でも使える医療用麻薬を開発する必要があると思っています。現在、塩酸モルヒネ以外の薬剤の開発申請もなされております。1日1回貼っておくだけでいい徐放薬のような製剤など、がん性疼痛の治療で使用している麻薬製剤も使えるようになればと思っています。
 医療を提供する病院側の採算が取れないという問題もあります。例えば、痛みの治療を進める上で、患者さんの話を「じっくり聞く」ことは非常に大事なのですが、これもなかなか、難しいところがある。医療では、タクシーのメーターのように、話を聞く時間に比例して、報酬がどんどん上がっていくわけではありませんよね。時間がない中で、話を1時間も聞いていたら、ほかの仕事ができなくなってしまう。100人の話を1時間ずつ100時間も聞けるわけがないのです。「話を聞く」ことに対する報酬というのはありません。

―慢性痛を抱える患者を支えるために、医療従事者にはどんなことが求められるでしょうか。
 医療用麻薬への理解が大事だと思います。医師が医療用麻薬の使用に抵抗があることも、慢性痛の治療の障害になっているのです。がん性疼痛のある患者さんに対しても、医療用麻薬に抵抗がある医師が存在しているのが現状ですから、ましてや慢性痛の患者さんに処方されない医師は、もっと多い。また、麻薬は管理のための手続きが煩雑で、これも医師が敬遠する一つの理由になっています。きちんと麻薬の管理がなされていること自体はいいことなのですが。
 日本では、医療用麻薬の代わりに拮抗性鎮痛薬を処方する医師が多いです。管理も比較的楽ですし、多くの医師が使い慣れていますから。ただ、拮抗性鎮痛薬には天井効果があるので、強い痛みにはやはり医療用麻薬が必要です。患者さんが、「痛いから医療用麻薬を出してほしい」と言っても、周囲が敬遠する今の状況を、どうにかしなければいけないと思います。

―なぜ医療用麻薬の使用に抵抗を感じる医師が多いのでしょうか。
 医師が受けてきた教育が、一つの理由だと思います。慢性痛に対して医療用麻薬を使用するという概念は、この10年くらいの間に出てきたものなんですね。だから、手術麻酔の授業を受けたことはあっても、痛みの治療における医療用麻薬の使用については教育を受けていない医師が多いのです。現状では、痛みの治療に詳しい医師の層は薄いと言わざるを得ません。
 医療用麻薬は正しく使えば、決して害になるものではありません。そもそも、人の体内にはモルヒネに似た内在性オピオイドという物質が存在しており、痛みを和らげる効果があります。医療用麻薬は、痛みのない人が使うと害がありますが、強い痛みがある人には必要です。そのことを理解してほしいと思います。
といった記事を拝見いたした。患者様の立場で考えると皆様は今現在、医療機関で行われている疼痛治療に対してどうお考えでしょうか?
そして現在、またこれからご自身が持つ自然回復の力では楽にならない痛みを抱えてしまったとき、どう考え、どう行動しますか?

こういった症状こそ鍼灸・マッサージの得意とされる分野ではないでしょうか?鍼灸の疼痛緩和のメカニズムはゲートコントロール説をはじめに、
こちらの花岡先生もおっしゃっていた痛みを和らげる内因性オピオイドを、鍼と灸を駆使して誘発させることが可能です。
それにより体内からモルヒネ様物質が放出され痛みの緩和や、回復につながると考えます。

これからの時代、西洋医学の得意な分野、東洋医学の得意分野を尊重し、手段に乏しい分野ではお互いに補い合い患者様にとって最善の医療を提供していける時代が来ればと願います。
これからの疼痛医療発展の為にも、鍼灸の持つ可能性に大いに注目いただければと思います。

2012年2月11日 (土)

マウス実験で皮膚がん治療薬がアルツハイマー病に効果
CNN.co.jp 2月11日(土)9時42分配信
(CNN) 皮膚がんの治療薬をアルツハイマー病のマウスに投与したところ、症状が急激に改善した。アルツハイマー病を研究する米国の科学者らが偶然これを発見した。

米ケース・ウェスタン・リザーブ大学の研究者らが、皮膚T細胞性リンパ腫(CTCL)と呼ばれる皮膚がんの治療薬ベキサロテンをアルツハイマー病のマウスに大量に投与したところ、72時間以内にマウスの記憶力が劇的に改善し、さらにマウスの脳からアルツハイマー病の顕著な特徴であるアミロイド斑が50%以上除去されていた。

アルツハイマー病のマウス(および人)の脳にはアミロイドベータと呼ばれる物質が大量に蓄積されるが、アルツハイマー病のマウスにベキサロテンを投与したところ、このアミロイドベータの値が低下し、逆にアミロイドベータの分解を助けるアポリポタンパクEの値が上昇した。

研究員らは、アルツハイマー病のマウスにベキサロテンを投与し、投与前と投与後の記憶力をテストした。例えば、アルツハイマー病のマウスは以前電気ショックを浴びたことのあるケージにも真っすぐに入っていたが、ベキサロテンの投与後は電気ショックを浴びたことを思い出し、ケージに入るのを拒んだ。

またケージ内にティッシュペーパーを置くと、正常なマウスは本能的にティッシュを使って巣を作るが、アルツハイマー病のマウスはティッシュで何をすべきか分からない。しかし、ベキサロテンの投与後はアルツハイマー病のマウスはティッシュを使って巣を作った。

ベキサロテンはすでに米食品医薬品局(FDA)の認可を受けており、臨床試験の早期実施も可能だ。ケース・ウェスタンの主任研究員ゲーリー・ランドレス氏は2カ月以内にベキサロテンを健康な人で試し、マウスの場合と同様の効果があるか見極めたいとしている。

偶然が生んだ大発見。

治療や新薬開発に限らず、人生においての出来事は先入観にとらわれず色々な角度からアプローチする事は大切ですね。

もちろん、我々東洋医学も。

2012年2月 8日 (水)

そのマスクで安心ですか? マスク選びの基準

マスク能性、基準満たせばマーク表示…業界団体
読売新聞 2月8日(水)1時42分配信

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全国マスク工業会の会員マーク
 全国マスク工業会は7日、マスクの性能や効果について消費者に誤解を与えないよう、一定基準を満たした加盟社の商品に、同工業会の会員マークの表示を3月1日から認めると発表した。

 日用品メーカーなど68社が加盟する同工業会は、商品表示・広告の自主基準を改定し、「花粉症を予防」「インフルエンザウイルスをカット」など病名を挙げて医薬品同様の効果を誤認させる表示を禁止。また、「ウイルス除去率99%以上」「抗菌加工」などの表現も、フィルターなどマスクの一部分の性能であることをわかりやすく示すよう義務付けた。パッケージ前面に「マスクは感染を完全に防ぐものではありません」と、見やすく表記することも必須とした。

 こうした基準を満たせば、商品パッケージに会員マークを表示できる。すでに販売している商品には、表示について2年間の猶予期間を設けた。

 新型インフルエンザが流行した2009年、市販マスクの性能や効果に関する過剰表示に対する苦情が増え、消費者庁が同工業会に適正表示の基準を作るよう指導していた。

風邪のウイルスにもさまざまなウイルスがあり、またウイルスのい個体の大きさもそれぞれ違います。
単純性風邪ウイルスなら防げたマスクでも、インフルエンザウイルスは透過してしまう事もある様です。
装着だけで安心せず、マスク選びにもこだわりを。

2012年2月 6日 (月)

てんかん薬と体質の関係検証へ…副作用防止で

読売新聞 2月5日(日)16時17分配信

 重い副作用の危険性があるてんかんの治療薬について、患者の体質を調べて、薬を選択する大規模な臨床研究を理化学研究所が始める。

 全国で30以上の病院が参加、1000人の患者を対象に、副作用を防げるかを検証する。一人ひとりの体質に合わせた「オーダーメード医療」につながることが期待される。

 カルバマゼピン(商品名・テグレトール)は、脳の特定の部分からてんかんの発作が始まる「部分発作」の治療薬として、広く使われている。しかし、患者の3%に皮膚や粘膜の発疹である「薬疹」が現れ、薬の服用をやめても症状は改善されず、重症の場合、失明や死亡につながることがあった。

 理研が、カルバマゼピンで薬疹を発症した患者61人の遺伝子を調べたところ、免疫に関係するたんぱく質「ヒト白血球型抗原(HLA)」について、37人がある特定の型を持っていた。この型のHLAを持っていると、薬疹を発症する危険性が9・5倍高まることがわかった。日本人では、約10%がこの型を持っている。

 臨床研究では、病院で検査キットを使って患者の血液からHLAの遺伝子型を調べ、特定の型だった場合、カルバマゼピン以外の治療薬を選択する。東京女子医大病院などが今年1月から研究を開始しており、2年間かけて1000人の患者を調べ、実際に薬疹の発症を減らせるか、検証する。

2012年2月 5日 (日)

飲酒の際の転倒が命取りに・・・

<頭部外傷>飲酒後は死の危険高まる 札幌医科大チーム解明
毎日新聞 2月5日(日)9時38分配信
 飲酒後に頭にけがをすると、脳がむくみやすくなって死の危険が高まるメカニズムを松本博志・札幌医科大教授(法医学)の研究チームが動物実験で解明した。米病理学会誌に掲載された。

 松本教授によると、飲酒後に転倒や交通事故で頭部外傷を負うと、直後の検査では異常がないのに、半日~2日後に急死するケースがあることが知られていた。脳がむくんだり腫れたりする「脳浮腫」の悪化が一因とみられるが、因果関係の解明は容易でなかった。

 研究チームは大人の雄のラットを2群に分け、それぞれ(1)生理食塩水(2)エタノール(体重1キロ当たり3グラム)を投与した。(1)はしらふ、(2)は酩酊(めいてい)状態に相当する。1時間後に脳に損傷を与え、MRI(磁気共鳴画像化装置)などで脳の変化を調べた。

 「しらふラット」は24時間たってもほとんど変化がなく、酩酊状態でも頭に損傷を与えなかったラットには、脳浮腫は出なかった。一方、「飲酒」したうえで頭を損傷したラットは6時間後まで異常がなかったが、24時間後に脳浮腫が確認された。脳浮腫の原因の一つとされるたんぱく質「アクアポリン4」も大幅に増加し、約半数のラットが死んだ。

 また、「飲酒ラット」にアクアポリン4の働きを抑える薬を12時間後に投与したところ、脳浮腫は改善し、死んだ例もなかった。【大場あい】

飲んだら乗るな、飲んだら転ばない、酒は飲み方によってはは百役の長とは言いますが、やはり飲みすぎない事が大切ですね。

2012年2月 3日 (金)

金属が難病解決ののヒントに?

 貧血のように、体内の鉄分が不足すると、重要な機能を維持するために十分なエネルギーを生み出せない。しかし、脳の鉄分の過剰な蓄積は有害だ。メルボルン大学の病理学教授、アシュレー・ブッシュ氏によると、パーキンソン病とアルツハイマー病患者の脳には、同年代の健常者を大きく上回る金属の蓄積が認められた。 

リッパード教授は、「学界が金属イオンと神経疾患の関連性に注目し続けることが大事だ」と話す。

 コナー教授とペンシルベニア州立大学の彼のチームは、ALS患者について、鉄分吸収を調節する遺伝子であるHFE遺伝子の変異率が高いことを示した。この遺伝子変異のキャリアは、脳内の鉄分レベルが高く、ALSに罹るリスクは4倍高まるという。(2004年の「Journal of Neurological Sciences」に掲載された研究論文)

<金属のメリット、デメリット>

幾つかの金属は人体で不可欠な役割を果たしているが、病気になることでそのバランスが崩れ、害を及ぼす。



正常な機能: 酸素の運搬に関わる。細胞のエネルギー生成に必要。

脳内での影響: 鉄分過多は、アルツハイマー病とパーキンソン病に関連。タンパク質と鉄分の供給や吸収に絡む変異は、ルー・ゲーリック病と多発性硬化症に関連があるとみられる。



正常な機能: 酸素の運搬を助ける。しばしば鉄とともに作用。

脳内での影響:ウィルソン病は、銅の体外排出ができなくなり、言語障害や震え、筋肉のこわばりを生じる。銅の調節の乱れはメンケス病を引き起こし、銅のレベルは異常に低くなる。

亜鉛

正常な機能:DNAとRNAの生成を助ける。細胞死を調節する。短期の記憶と学習の役割を果たす。

脳内での影響: 亜鉛のレベルが低かったり、通常みられない部分に亜鉛が存在したりすると、記憶障害を引き起こすと考えられている。

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