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自然食、サプリに加えロコモ対策機器など集結 健康博覧会開く、産業振興の受け皿に 健康寿命延伸をテーマに成長機運高まる健康産業界。 健康増進に関わるあらゆる商材が一堂に会した業界最大のビジネスショー 「健康博覧会2014」が今月12日開幕した。 昨年を上回る規模で開かれた会場では、健康食品やサプリメント、美容・健康機器など、 健康寿命延伸のカギを握る末端製品やOEM品の展示が目白押し。 2日目は風雨が強まる中、悪天候にも関わらず主要の通販、DgS、訪販などのトップやバイヤーも駆けつけた。 また、連日TVなどの取材や報道も相次ぎ、健康長寿産業への関心が同展に集まった。 注目のセミナーでは、経産省の「健康長寿産業の確立」や、長寿社会と健康寿命の延伸、機能性表示 をテーマにした講演が行われ、会場は立ち見が出るほどに。新制度をテーマに白熱した議論も繰り広げられた。 今年は昨年比10%増となる570社(750小間)が出展、国内外の有力企業がビッグサイトに集結した。 連日各ブースでは熱心に商談する風景が見られ、「早速具体化しそうな商談ばかり」と 喜ぶ声が聞かれるなど出展社には充実した3 日間となった。 同展では、バイヤーや企業責任者への動員にも注力しており、主要な大手通販メーカーをはじめ、 チェーンドラッグ、訪販、全国展開を行うフィットネスチェーンなど多岐にわたる企業のキーマンが来場した。 出展社へのインタビューでは、「大手バイヤーが来る展示会ということに加え、 初日から出足が好調なので今後の展開が面白くなりそう」(サプリメントOEM企業、初出展)、 「来場者から鋭い質問が寄せられるなど関係者も多い。よく勉強していると感じた」(水素水メーカー) といったコメントに加え、「来場者の関心が高く、手応えがある。数年前と来場者層がかなり 変わった印象がある」(サプリ・化粧品メーカー)などの声が多く寄せられた。 また、海外進出を狙うメーカーから「ハラル認証を取得しているか」といった質問が飛び交うなど、 トレンドを反映させるコメントが目立った。 一方、訪れた来場者からは、「いろいろな商材の出品があり、健康関連商品を幅広く見ることができる」(通販バイヤー)や、 「他社の機能性データの見せ方などを調査しにきた。頭髪や肌での治験が増えている印象がある」(臨床試験会社)といった リサーチとしての来場も。 会場は、「健康食品・サプリメント展」を中心に5 つのゾーンで構成。 ゾーン最大となる「健康食品・サプリメント展」では、依然人気が続く酵素系素材を扱う企業が目立ったほか、 水素水や関節対策を訴求した商品を扱うブースに人だかりができていた。 「オーガニック&ナチュラルプロダクツ展」では、食品、化粧品、衣料などが勢ぞろい。 農水省有機食品制度班課長補佐の大貝真弓氏が講演したセミナーによると、 「米国と同等性条約が結ばれたことで日米オーガニック認証の簡易化が実現。 経済不況下でも世界市場630億ドル、米国では280億ドル(成長率10%)ともいわれるオーガニック市場に 参入が可能になった」としており、輸出入業者をはじめ、来場したバイヤーからの期待感も高まった。 次回は来年3月11日(水)から3日間、同じく東京ビッグサイト東4・5・6ホールで 開催する。本格化する健康寿命延伸産業と、市場導入目前となる機能性表示制度をフォーカスし、 規模を拡大して行う。 ※健康産業新聞1522号より抜粋
当院の施術メニューの中に「がんこ治療」というメニューが有りますが、この「がんこ」とは浜松の方言で「凄い」と言う意味合いがあるそうです。
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読売新聞 3月22日(土)19時4分配信
厚生労働省は、社員の事故防止や健康維持の取り組みが不十分なのに対策を取らず、重大な労災を繰り返した企業に対して改善を指示し、従わなければ企業名を公表する制度を新たに作る。
社員の安全確保に関心が薄い企業に意識改革を迫るのが狙い。今国会に提出している労働安全衛生法の改正案に盛り込んでおり、周知期間を経て、来年夏頃のスタートを目指す。
新制度が想定するのは、全国各地に支店を構える企業が重大な労災を繰り返すケースへの対応だ。同じ企業の複数の支店に、作業中の転落防止対策や、長時間残業に関する医師の面接指導を行わないなどの同法違反があり、社員が死亡するか重い後遺症が残った労災が3年以内に連続発生した場合、全社的な改善計画を作って再発防止対策を実行するよう指示する。
計画を作らないか、実行しない場合は改善勧告し、それでも改めなければ企業名の公表に踏み切る。担当幹部は「重大な労災を繰り返す企業では、社員全員が危険にさらされている可能性が高い。新たな犠牲者を出さないことが大切だ」と語る。
最終更新:3月22日(土)19時4分
dot. 3月21日(金)16時12分配信
注射恐怖症とよばれる人たちがいる。注射器の針を皮膚に刺すことに異常なまでの恐怖感を抱き、その恐怖のあまり発汗、動悸、過呼吸、そして失神に至ることもある。これは極端な例だが、注射が好きな人はいない。針を刺されるときの痛みは人類共通だ。
そんな「穿刺(せんし)時の痛み」を大幅に軽減する取り組みが進んでいる。
兵庫県西宮市にあるベンチャー企業ライトニックスでは、痛みを極限まで小さくした採血針を商品化。日本とアメリカでの販売に漕ぎつけた。
この針はいわゆる注射針ではない。糖尿病患者などが血糖値を測定する際に微量の血液を採取するときに指先に刺す針だ。穿刺によって出るわずかな血液を試験紙で拭うことで血糖値を測定する仕組みなのだが、この穿刺が意外に痛いのだ。
糖尿病患者は1日数回採血し、そのたびに指先に針を刺す。そのときの痛みを軽減してくれるのがこの針なのだ。
モデルになったのが「蚊」。蚊は人の皮膚に針を刺して吸血するが、針を刺されても人は痛みを感じない。ならば蚊と同じ構造の針を作れば、痛みのない穿刺が可能なのではないか????と考えたのが始まりだ。
「従来の針は円筒形ですが、蚊の針は側面がギザギザで、皮膚に接する部分が少ない。つまり抵抗が小さいので、痛みを感じにくいのです」と語るのは、同社代表でこの針を開発した福田光男氏。
同氏は、従来の金属ではなく手術用の「溶ける糸」の素材であるポリ乳酸を原料に、側面がギザギザの針を開発した。
注射針と違って内部は空洞ではない。刺した後に出血がないと意味がないので、細すぎても用をなさない。
そのため針の太さが、蚊の針の0.08ミリに対して、0.4ミリと5倍もあるが、針の断面を「円」ではなく「平たい板状」にするなどの工夫により、従来の金属針と比較して穿刺時の痛みを大幅に減少させることに成功した。
「溶ける素材なので環境にもやさしい。金属製の針は使用後に医療機関に戻さなければならないけれど、この針は家庭用ゴミとして処理できる自治体もある。あらゆる面で“人にやさしい針”ということができます」と福田氏。
「痛くない」「溶ける素材」という利点を利用すれば、将来的には体内に留置して時間をかけて溶出するような薬剤の投与にも利用の可能性がある。「痛くないワクチン」も、現実味を帯びてきたというわけだ。
毎日新聞 3月12日(水)12時55分配信
京都府立医科大の木下茂教授(眼科学)らの研究グループは12日、外傷などで角膜内皮が傷つき視力が低下する「水疱性(すいほうせい)角膜症」の患者の目に、シャーレで培養した他人の角膜内皮細胞を注射器で注入して移植する世界初の臨床研究を始めたと発表した。移植を受けた3人の患者の視力は回復しているという。角膜移植に比べ手術時間も短く、新たな治療法として期待されている。
【医師が教えます】乾燥する季節は注意 ドライアイにならないための工夫
研究グループによると、角膜内皮細胞は角膜の裏側にあり、角膜を透明に保つ働きをしている。水疱性角膜症は、眼科手術や外傷などで角膜内皮細胞が大幅に減少し、角膜が濁って視力が低下する。国内の患者は約1万人とされる。角膜内皮細胞は体内で再生されないため、現在は角膜移植が唯一の治療法。しかし、角膜提供者に高齢者が多く、細胞の老化による機能低下が起きやすいという課題があった。
研究グループはこれまでに、3種類の薬剤などを使う独自の方法でシャーレでヒトの角膜内皮細胞を培養して増やすことに成功。サルに移植し、内皮として定着することを確認した。
臨床研究では、米国から輸入した角膜内皮細胞を培養。昨年12月から今年2月にかけ、57~68歳の男女3人の患者の角膜の裏側に移植した。手術前は0.05~0.06だった視力が、0.1~0.9まで回復しているという。今後2年間で約30人に移植し効果を確認する。
手術は約5分で済み、約1時間かかる角膜移植より大幅に短縮されるという。木下教授は「角膜を傷つける危険性も少ない。若い細胞を移植するので機能も長持ちする可能性がある」としている。【堀智行】
読売新聞 3月7日(金)17時35分配信
厚生労働省は新年度から、抗不安薬や睡眠薬などの向精神薬を数多く処方した場合、診療報酬を原則認めない仕組みを導入することを決めた。
薬物依存や重篤な副作用を防ぐ狙いがある。
新ルールでは、外来診療で服薬管理などをする際、抗不安薬か睡眠薬を3種類以上、または、統合失調症の治療に使われる抗精神病薬か、抗うつ薬を4種類以上、1回で処方した場合、診療報酬を請求できなくし、処方箋料も減額する。
また、入院患者に、副作用が少ないとされるタイプの抗精神病薬を処方する場合も、2種類までしか加算できないように改める。
抗不安薬や睡眠薬としてよく使われるベンゾジアゼピン系の薬剤は、使用し続けると薬物依存になる危険性がある。
最終更新:3月7日(金)17時35分
全国的な寒波に襲われた今年の冬。
未だに雪害に悩まれる地域の方もおられる日本。
初めての雪掻きで身体を痛めてしまう患者様も例年より多くみられました。
しかし、春は確実に来ています。
お店の桜も元気に咲いてくれました。
身体も軽快に向かう季節です。
冬のシーズンから患った辛い症状も自然界から元気を貰える季節。
そうです、回復も長い冬眠から覚める季節です。
ロイター 3月6日(木)16時40分配信
[ロンドン 5日 ロイター] -世界保健機関(WHO)は5日、体重の増加や虫歯など健康上のリスクを防ぐために1日に摂取する糖類をエネルギー摂取量全体の5%未満に抑えるべきだとする新たな指針の草案を明らかにした。
5%は平均的な成人で1日当たり約25グラム、ティースプーン6杯分の砂糖に相当するという。
WHOのディレクター、フランチェスコ・ブランカ氏は「現在、肥満の数は世界で5億人となっており、あらゆる年齢層で増加傾向にある。特に中低所得層で顕著だ」と指摘した。
WHOはこれまで糖類の1日の摂取量として、摂取カロリー全体の10%未満を強く推奨してきた。今回、この基準を維持しながら、さらに5%未満に減らすことを提案。
特に砂糖入り飲料の形で消費される糖類が、全般的なエネルギー摂取量を増大させ、十分な栄養を含む食品の摂取を減少させる可能性があることへの懸念が高まっているとしている。
産経新聞 3月5日(水)8時0分配信
体調がすぐれないと思わせる不調の一つ、便秘症。中高年になると男性でも便秘の症状を抱える比率は高まる。順天堂大学付属順天堂医院便秘外来で患者を診察する同大医学部の小林弘幸教授に聞いた。(日野稚子)
◆強迫観念も一因
中高年になると便秘を自覚症状として訴える人は増える。「女性は若年層から悩む人が多いが、男性は糖尿病の末梢(まっしょう)神経障害といった持病からの合併症のほか、会社を辞めるなど環境変化がきっかけとなって便秘症になる人が多い」と、小林教授は指摘する。
便秘外来の受診者は50歳以上が多く、年齢が上がるにつれて男性の比率が高まり、女性と同数程度になる。受診者が自覚症状に挙げるのが、排便の時間が不規則▽トイレ時間が長い▽量が少ない▽残便感-で、定期的に排便したいとの要望が強いという。
便秘はどんな状況を指すのか。定義とされるのが、3日以上の排便がない▽排便が毎日あっても35グラム以下(ピンポン球1個程度)-という状況だ。週2回の排便では便秘となるが、「腸の長さに個人差があるため、不調がないなら治療の必要はない。毎日排便がある必要もないのに、『毎日排便がないとだめ』『すっきりしないからだめ』との強迫観念から症状を改善しにくくしてしまう」(小林教授)。便の形などの先入観にとらわれ、治療効果に納得できない人もいるという。
便秘は原因別で器質性と機能性に大別される。器質性は腫瘍があって便が詰まりやすくなったり、腸が長かったりする形状に原因がある。機能性は腸の動きが遅かったり、便意を我慢し続けて肛門反射が弱まったりするなど大腸の機能が低下した結果。加齢や生活習慣の影響で起きる。
◆副交感神経の機能低下
中高年に多いのは弛緩(しかん)性便秘と言われるタイプで、原因は副交感神経の機能低下。「副交感神経が優位になる夜間は腸が収縮し、交感神経が優位になる朝に収縮が止まる。こうして腸のぜん動運動が起きて便が腸内を移動するが、加齢によって副交感神経が機能低下した結果、腸内を移動するのに時間がかかるようになってしまう」(小林教授)。副交感神経の機能低下は男性が女性より約10年早い30歳頃から始まるため、男性患者が中年以降に増加する一因でもある。
食物繊維の不足による便の総量の減少も弛緩性便秘に拍車を掛ける。加齢で善玉菌が減少し、腸内環境は悪化する。改善のためには食生活をはじめとする生活習慣の見直しは必須。「6時間以上の睡眠を取り、食生活は食物繊維を意識して摂取する。腸へ刺激を与えるためにも朝食はしっかり食べ、夜の食事は午後8時までに終わらせるか、できなければ量を少なくする」(小林教授)のがポイントだ。
加齢で腹筋や呼吸筋も弱くなる。便秘解消の一助となる運動も効果がある。便は右腰骨の脇部分と左の肋骨(ろっこつ)の下部分の2カ所の腸内で滞留しやすいため、上から手で押さえて骨盤を回したり、全身ストレッチをしたりすることで大腸に刺激を与える。小林教授は「男性は若い頃と同じ生活では便秘になると自覚し、生活習慣を見直してほしい」と話している。
■男性、60歳以降は急増
厚生労働省の平成22年国民生活基礎調査によると、便秘症状を訴えた人を男女別・年齢別(対人口1000人当たり)でみると、女性は20~24歳から55~59歳までは40人前後で推移し、60歳を過ぎると段階的に増える。
これに対し、男性は44歳以下は1桁、45~59歳は16人以下だったのが、60~64歳以降は急激に増加。70~74歳で67.8人、75~79歳では97.8人と女性同年代の101.7人に迫り、80~84歳では116.5人と女性以上になっている
dot. 2月28日(金)7時16分配信
健康のために始めたマラソンなのに、無理するとケガや病気の原因になることも。ランニングを心から楽しむためには、正しい知識と事前の準備が欠かせない。
マラソンで25キロ以上走ったときに発症する可能性の高い疾患や異常を調べてみた。脱水症状や振動性胃腸障害、腱や関節などの損傷、皮膚や爪の擦過傷など、筋肉の外傷から内科系疾患までさまざまだ。原因は、長時間の運動による体力の消耗や疲労のほか、4万~5万歩、ジャンプ運動する衝撃だ。背骨が圧迫され、走る前より身長が1~2センチ縮み、首の痛みや腰痛が起きることも。胃腸が揺らされ、傷ついて出血したり、振動で腸内にガスが溜まって左脇腹が痛くなったりもする。運動中は筋肉に血流がいくため、腎臓や膵臓などが機能障害を起こすことも。足裏の毛細血管内の赤血球が壊れ、スポーツ貧血を起こす場合もある。
レース後も危ない。賀来医師は、完走後の入浴に注意が必要と指摘する。フルマラソン後、多くの人は脱水症状にあり、そのまま入浴すると血管が拡張して脳や心臓への血流が減る。意識を失って溺死したり、水圧も加わって心臓への負担が増し、心筋梗塞を起こしたりするのだ。
ここまでフルマラソンの過酷さや恐ろしさを書いてきたが、適切なトレーニングやメディカルチェックを受けて万全の状態で臨めば、健康効果を期待できる。
体力アップやダイエットだけでなく、心肺機能や臓器が強化されるのだ。では、適切なトレーニングとはどの程度なのか。
「人にもよりますが、ぐったりして次の日に疲労が残るほどの運動は体への負担が大きい。健康効果が期待できるのは、心拍数は安静時の2~2.5倍程度、120~180程度が目安です」(賀来医師)
※AERA 2014年2月24日号より抜粋